アメリカンドッグのバリエーション
アメリカンドッグには、あまりバリエーションというものが存在しないのが特徴です。ハンバーガーであれば、白身魚のフライやテリヤキチキンなどを挟んでもハンバーガーには変わりありませんし、ホットドッグの場合であれば、ソースを変えることで色々なバリエーションが楽しめます。
しかし、アメリカンドッグの場合は、中身をソーセージ以外のものに替えてしまうと、それはもうアメリカンドッグとは言えない食べ物になってしまいます。中にソーセージが入っているからアメリカンドッグなのであり、それがアメリカンドッグのアイデンティティーともいえます。
また、ソースを変えてみるという方法もありそうですが、実際にはほとんど見かけません。アメリカンドッグには、トマトケチャップとマスタード以外は付けないというのが王道のようです。
そもそも、アメリカンドッグにソースは絶対的な条件とは云えない気もしますし。そうなると、ソーセージの種類を変えるとか、形や大きさを変えるくらいしかないようですが、ひとつ面白い作り方があります。
それは、ソーセージを細かく切って、生地と混ぜ合わせ、一口サイズくらいの大きさにして揚げるというものです。もはやそこには串の存在はなく、見た目はたこ焼きのようになりますが、食べてみればアメリカンドッグなのです。結局、アメリカンドッグとはソーセージと生地であるということになるのでしょうか?